【映像製作】Nikon Z6, Z7の動画性能ってどうなの？

こんにちはYukikake(@Yukikake_tw)です。

各社のフルサイズミラーレス一眼が出揃う中で、最近SONYから他社への乗り換えも検討している最中です。そんな中で各社を実際比較するためにまずNikonのフルサイズミラーレスカメラであるZ6, Z7に関して動画性能をまとめてみました。

フルサイズミラーレスとしてNikonのZ6は現状最高の動画撮影機となりうるのでしょうか？

性能に関して
まとめ

性能に関して

・撮影時間

連続動画撮影時間は他の１眼レフと同様29分59秒となります。
30分ルールは動画撮影者からするとけっこう邪魔なルールですよね。

・4K 30p, Full HD 120p収録可能

4K 30p, Full HD 120pが144Mbpsで収録可能です。
形式はファイル形式はMOVとMP4になっており、圧縮形式はH.264/MPEG-4 AVCとなっております。
ちなみにCanonのEOS Rは120fpsだと720pまでしか撮影できないようです。
この点ではNikonは現行のフルサイズミラーレス機の中だと最高の性能を誇っていると言えそうです。

・N-Log収録可能

外部出力に限定されますがN-Log撮影も可能とのこと。12段、1300%のダイナミックレンジを持っており、かなり自由度の高い編集耐用性がありそうです。
Logが内部収録できるSonyやCanonと比較するといまいちにも感じますが、Log撮影は422 10bitなどと組み合わせないとその真価を発揮できないとも言われているので内部収録でのLog撮影を削ったのはそういった意味もあっての決断かもしれませんね。

・YCbCr 422 10bit 外部収録

外部収録に限定されますが422 10bitでの収録が可能です。
現時点でクロマサンプリング等に関するフルサイズミラーレス1眼の限界はZ6, Z7, EOS Rの422 10bit 外部収録と言えそうです。
※Sony α7IIIは外部出力で422 8bit出力

・4K撮影クロップなし？

公式サイトで明言はされていなさそうでしたが、Z6に関しては全画素読み出しでクロップなしとの情報がありました。
ちなみにCanonのEOS Rは4K時はドットバイドットの撮影なので1.74倍(?)ものクロップ率だそうです。
※Sony α7IIIは4K 24p はクロップなし。4K 30pで約1.2倍のクロップ率になります。

・大きさ、重さ

サイズ: 134 × 100.5 × 67.5
重さ: 585g

動画性能とはまた別になりますが、大きさと重さは上記の通りです。EOS Rとは同じくらい、α7IIIよりはちょっと大きめのサイズ感ですね。

まとめ

フルサイズミラーレス一眼動画のまとめとして、まずはNikonのZ6, Z7の動画性能についてまとめてみました。
調べて行く中でEOS Rに関しての情報も出てきていたため併記したのですが、現時点では動画性能はSony、Nikonが横並びかNikonが一歩出ているくらいでCanonが今一歩劣るといった印象でしょうか？
今後PanasonicのS1やSony α7sIIIが登場するとまた現状のパワーバランスは大きく崩されそうな印象です。
Nikonもまだまだ今後に期待ですね！

(最終更新：2018/11/24)